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ライオンズクラブとは
ライオンズクラブの組織と活動
■「ライオンズクラブ」とは何?
日常の生活の中で今までにいずれかの機会に1度や2度「ライオンズクラブ」という言葉を聞かれたり、左のシンボルマークをご覧になったことがあると思います。聞かれた方は「ライオンズクラブ!?それ何!?」と思われるかもしれません。「知ってますよ!」と言われてる方も「ではライオンズクラブって何?」と訊かれたら、答えられる方はそう多くないと思います。
そこでライオンズクラブとは何か、日常どのような目的を持って活動をしているのか、説明していこうと思います。そして我々ライオンズクラブへの理解とご支援を戴ければ幸いだと思います。
■ライオンズクラブの誕生
そもそも、ライオンズクラブは、1917年(約85年前)アメリカのシカゴ市で保険代理店を経営していた、メルビン・ジョーンズの夢から誕生しました。彼は常日頃から「商売のためや社交上の集まりだけにとどまらず、地域社会を良くするために有益な団体ができないものか?」と考えていました。
彼のこの考えが多くの人々の共感を得、1917年10月、テキサス州ダラス市で大会が召集され、正式に「ライオンズクラブの名称を承認し、ここに輝かしい「奉仕への出発」をしました。そしてこの活動の輪は全世界に拡がり、今では、約185ヶ国で「奉仕活動」を行っています!!
■創設者メルビン・ジョーンズ
メルビン・ジョーンズは1879年1月13日にアリゾナ州フォート・トーマスで、騎兵隊を指揮するアメリカ陸軍大尉の息子として生まれました。後に彼の父は転属となり、家族は東部へ引っ越しました。その後、イリノイ州クインシーの学校を卒業したジョーンズはシカゴへ出て保険会社に勤務、1913年に独立し、保険代理店を設立しました。
その後彼は実業家による昼食会グループ「ビジネス・サークル」に加入し、間もなくその幹事に選ばれました。
このグループは、当時アメリカに多数存在した会員の職業活動における利益を高めるためのグループの一つでした。これらグループは世論に訴えるものが限られていたため、消えていく運命にありました。しかし、メルビン・ジョーンズは別の計画を持っていました。「意欲、知力、野心によって成功しているこれら会員たちに、その能力を地域社会の向上のために活用させたらどうなるだろうか?」と彼は自問しました。こうして、彼の招きに応じて27 クラブの代表が地域社会のための組織を立ち上げるためにシカゴに集まり、1917年6月7日にライオンズクラブ国際協会が生まれました。このクラブは社交的なものとせず、会員は自分のためだけに利益を追求してはならないと規定されました。
ジョーンズは1926年、とうとう保険代理店を閉め、シカゴの国際本部でライオニズムに全身全霊を捧げることとしました。ライオンズクラブが社会奉仕に熱心な男性たちの注目を集めるのに必要な信望を得たのは、彼のダイナミックな指導力によるものです。ライオンズクラブへの女性の入会は 1987年7月に認められました。
ライオニズムの創始者である彼は、協会外部でも指導者として認められていました。彼が最も誇りとしたことの一つは、1945年にサンフランシスコで開かれた国際連合の結成にライオンズクラブ国際協会を代表して民間諮問団体の一人として参加したことでした。
世界中の公共心を持った人々の指針原則となった「他人に尽くすことから始めるのでなければ、人生の大は成し遂げられない」という信念を持っていたメルビン・ジョーンズは、1961年6月1日に82歳で亡くなりました。
国際協会本部より抜粋
■ライオンズの名称と由来
「ライオンズクラブ」という名称はどうして名付けられ、どんな意味を持つのでしょうか!?
ライオンズという名称は下記の略語から名付けられました。
- L……Libetty (自由)
- I……Itelligence (知性)
- O……Our (我々の)
- N……Nations (国の)
- S……Safety (安全)
- 標語(スローガン)
- Liberty, Intelligence, OurNation's Safety
=自由を守り、知性を重んじ、我々の国の安全をはかる= - モットー
- We Serve 我々は奉仕する
- ライオンズの誓い
- 我々の知性を高め、友愛と相互理解の精神を養い、平和と自由を守り、社会奉仕に精進する。
ライオンズクラブの性格と目的
■ライオンズクラブの性格と目的
ライオンズは国境を越えて、世界をひとつに結び、人類愛に連なる社会奉仕団体であり、知性と友愛の相互理解の精神を養いつつ、その対価を目的としない純然たる社会奉仕をモットーとした団体であります。
すなわち『「 We Serve 」我々は奉仕する』これが目的です。
ライオンズの基本理念と精神に基づきこの理想に共感した人々が仲間となり、世界中で日々の社会奉仕活動を行っています。
■日本におけるライオンズクラブの誕生
ライオンズクラブ創設者メルビン・ジョーンズの「地域社会を良くしよう」という考えは世界の国々へと拡がり、日本でも1952年(昭和27年)3月に東京ライオンズクラブが結成されました。
そして、ライオンズの理念と活動は日本全国に拡がっていき、現在 約3300のライオンズクラブ、約 160,000人のライオンが在籍する世界第2位のライオンズクラブ国へと成長しました。
日本ライオンズクラブの分布図と日本ライオンズクラブ(330~337複合地区)
世界的に見れば日本のライオンズクラブは330~337地区に属しています。即ち、日本は8地区に分けられており九州は337地区になります。そして337地区(九州)は4つの地区に細分化され福岡県および壱岐・対馬は337-A 地区になります。
小郡ライオンズクラブは337-Aに属しています。そして、この337-A地区には現在119クラブ、約6,200人のライオンが在籍しており日々、社会奉仕活動をしています。
- ■分布図
- ライオンズクラブ分布図
- ■全世界
- ライオンズクラブ国際協会
- 約180ヶ国
- ■全日本
- 330~337複合地区
- 約3,226のクラブ
- ■全九州
- 337複合地区
- A :119クラブ/6,119人
- B :100クラブ/4,461人
- C : 78クラブ/3,966人
- D :129クラブ/5,447人
- 計:426クラブ/10,870人
- ※小郡ライオンズクラブは
- 337-Aに属しています。
ライオンズクラブの組織と構成
※世界規模でライオンズクラブを見ると下図のようになります。
ライオンズクラブを世界的に見るとライオンズクラブ国際協会があり、その下に、約180ヶ所のライオンズクラブが各国にあります。
日本では330~337地区のライオンズ地区組織があります。337-A地区には現在119のクラブがあります。そして、ライオンズ国際協会337-A地区にはキャビネットという地区事務所があり、そこには337-A地区を統轄する「ガバナー」という長がおり、小郡ライオンズクラブにも会長がいます。
この三者が在職中の基本方針を掲げ、その基本方針に基づいて国際協会会長は世界、ガバナーはそれぞれの地区、小郡の会長は小郡の1年間のライオンズクラブの運営に当たります。